ネット用語の「沼」は主に2つの意味で使われています。
- まともに会話が出来なかったり、意味がわからない発言などをする人などを指します。
知的障害を略して当て字にしたのが「池沼」、これをさらに略して「沼」になりました。 - アニメやキャラクターなど何かに夢中になっている事を指す用語で、まるで沼にハマって抜けられなくなってしまったような状態から由来しています。
「沼落ち」ともいいます。
以下ではそれぞれの意味を詳しく見ていきましょう。
池沼という意味の「沼」
1つめの「池沼」(ちしょう、いけぬま)はネットで古くから使われている用語の1つで、以前は「知的障害」や「頭がおかしい人」の意味合いが強かったものの、その後に作られた「沼」は「会話が成立しない人」や「コミュ障の人」というような意味で使われる事が多いです。
池沼は昔からネットをやっている人やネット掲示板やSNSを見ている人に限れば知名度は高いですが、沼についてはまだ知名度は低めではあります。
使い方や表現は以下の通りです。
- 沼かよ
- 池沼は黙ってろ
- かなり沼ってるね
- あれ見れば沼ってわかるでしょ
- それ知らないって沼すぎるだろ
沼落ちの意味の「沼」
2つめの「沼」または「沼落ち」は、何かにハマったりファンになったりと夢中になってしまった状態の事。
アニメのキャラなどを中心に使われる事が多いですが、アイドルであったりスポーツ選手やアナウンサーなど人や物に限らず対象は様々です。
池沼よりも後から作られた言葉のため、まだ知名度は低め。
使い方や表現は以下の通りです。
- 深い沼にはまってしまった
- あの時から沼入りしちゃったんだ?
- あのゲーム始めたら絶対沼落ちしそう
- スマホアプリの沼にまんまと落ちた
- 本当いつ沼に落ちるかわからない
「沼」といってもネットでは上記のような2つの使い方がある事がわかりました。
どちらか片方の意味しか知らないと話をしていても噛み合わない事もありますので、簡単に内容だけでも把握しておくのがいいでしょう。